プチ断食ダイエット中の入浴について
2015/04/19
プチ断食ダイエットをしているときに、摂って良いもの、摂ってはいけないもの、おこなって良いこと、してはいけないことなどの区別がわかりにくいと思ったことがあるかもしれません。基本的には、一般的に体に良いことはおこなってかまいません。
といっても具体的に例示しないとわかりにくいと思います。ここでは、プチ断食ダイエット中の入浴について説明します。プチ断食ダイエット中にお風呂にはいっても良いものなのか、疑問に思った人はぜひ参考にしてください。
プチ断食中も入浴はOK
プチ断食ダイエット中の入浴は、体が温まり血流が良くなり、結果としてデトックス効果が高まります。そのため、絶食中にお風呂にはいることは問題ありません。むしろ良いことだといえます。
しかし、お風呂にはいるときには注意するべきこともあります。正しい方法で入浴しないとデトックス効果は高まりませんし、反対に体調を崩したりケガをしたりする原因になりかねないので、その点には十分に注意が必要です。
絶食中にお風呂にはいるときの注意点
絶食期間の入浴では、お湯を熱すぎない温度にして、足湯や、おへそあたりまで湯船につかる半身浴にするのがオススメです。プチ断食ダイエットは健康をめざすものですが、必要最低限の栄養のみで生活するため、期間中の激しい運動や熱いお湯での入浴は良くありません。
プチ断食ダイエット中にはのぼせやすくなるため、長風呂やサウナは避けましょう。まあ、入浴前後にしっかりと水分を補給しましょう。絶食中は水分を保ちにくい状態になるので、入浴など水分がたくさんでていくことをおこなうときには、水分補給には特に注意が必要です。
アロマでリラックス効果
お風呂にはいるときに、バスソルトやアロマオイル、入浴剤などをつかう人もいると思います。プチ断食ダイエット中にもそれらをつかって問題ありません。むしろ、リラックスできるので心身に良い影響があると思います。
プチ断食ダイエットというのは健康的に痩せるのに適した方法ですが、期間中には心身にストレスがかかります。ふだんから摂生につとめたり、デトックスできるような状態をこころがけたりしていれば別ですが、絶食状態のときには、基本的に「好転反応」があらわれます。
好転反応とは、プチ断食ダイエットによってもたらされる頭痛、吐き気、だるさ、眠気、肌の変化、下痢などのことです。絶食により消化器官を休めることで代謝酵素が活性化して、その結果、組織や細胞が修復されたり本来の機能を取りもどし、体内で解毒(デトックス)がおこなわれます。
その毒素を排出して本来の機能を取りもどすプロセスで、好転反応がおきます。体内の塩分が急激に減少することも要因のひとつとしてあるので、対策として岩塩をなめたり梅干しを摂取すると良いです。
また、原因が塩分ではなくケトン体にある場合もあります。ケトン体とは脂肪代謝の副産物であり、これが血液中に増えると体調がすぐれなくなることがあります。その場合は、ウォーキングなど軽めの運動をすると良いでしょう。
好転反応は小さい場合もあれば大きい場合もありますが、ふだんから暴飲暴食をしないようこころがけたり、プチ断食ダイエットの準備期をきちんと過ごしたりすることで、かなり緩和することができます。
しかし体調がすぐれなかったり、それらの準備を十分にせずにプチ断食ダイエットをおこない好転反応がでたときには、入浴はリラックス効果を得るためにも有効な手段です。好転反応が重すぎるときには入浴はキケンですが、軽い場合にはアロマオイルなどでリラックスしながら湯船につかることは良いことです。
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